VisionLensは処方箋不要

コンタクトレンズの使用方法について

1日何時間装用できますか?
一般的に、終日装用コンタクトレンズの装用時間は1日最大12〜16時間が目安と言われていますが、目の健康を考え、装用時間が長くなりすぎないようにすることが大事です。装用時間を超えた場合、目のトラブルの原因になる可能性がございます。

装用時間を超えた結果、起こるトラブルの例として有名なのは、瞳の酸素不足によるトラブルです。黒目の部分にあたる角膜には血管がありません。そのため涙を介して、空気中の酸素を取り入れています。ところが、コンタクトレンズの装用中は、裸眼時に比べて角膜に届く酸素の量が減少します。瞳が酸素不足に陥りやすく、目に負担がかかる、抵抗力が弱まるなどの原因になり、大変危険です。装用時間は必ず守ってください。

適切な装用時間は個人差があり、その日の体調や環境によっても変わります。自己判断せず、眼科医の指示に従い、使用しましょう。
保存液は何を使えばよいですか?
使用される保存液については、お客様の責任においてご使用ください。
メーカーによりましてはレンズと合わない保存液もございますので、詳細につきましてはメーカーにお問い合わせ下さい。
使用法が違うと聞いたことがあります。ホントですか?
使用法についてですが、その国の薬事承認制度に基づいてそれぞれに認可されているのが実情です。例えば同じレンズでも、日本とアメリカでは用法が異なる場合があります。日本では2週間タイプとして承認販売されているレンズも、アメリカやヨーロッパでは1ヶ月の定期交換タイプとして承認販売されている場合もあります。
コンタクトレンズは何歳まで使用できるのでしょうか?
コンタクトレンズの使用に年齢制限はありません。目の状態に問題がなければ、何歳でも使用できます。実際、ある程度年齢を重ねた方向けに、ピント調整をサポートするための遠近両用タイプのコンタクトレンズが販売されています。一般的には、老眼の矯正に使われます。

ただし、コンタクトレンズは涙の力で角膜の表面に浮いていますので、涙の量が減ってくると、使用に問題が生じる可能性があります。また、医師から使用を中止するよう指示を受けることもございます。
ドライアイの症状があるのですが、装用可能でしょうか?
ドライアイの方がコンタクトレンズを装用できるかは、症状の程度によります。症状が軽度の場合、装用できる可能性があります。ただし、使用できる商品は限られます。ドライアイの症状がある方は、まず眼科で診察を受け、眼科医の指示のもと、コンタクトレンズを使用してください。

ドライアイは涙の量が不足したり、質が変化したりする眼病です。瞳が乾燥しやすくなるため、瞳から涙を奪いにくく、乾燥を覚えにくい低含水レンズの使用がおすすめです。

最近ではシリコーンハイドロゲル素材という、瞳の乾燥を抑えつつ酸素をよく通す素材を使ったレンズが注目されています。従来の素材を使った低含水レンズに比べて目への負担を軽減できるので、ドライアイの方には、このシリコーンハイドロゲル素材のレンズをおすすめします。当サイトで取り扱っている商品でいえば、マイデイ(マイデー)クラリティワンデーに使われています。
レンズをつけたままの仮眠は可能でしょうか?
長時間、短時間に関係なく、コンタクトレンズ装用中の仮眠はトラブルを引き起こす危険性がございます。睡眠中は、涙がほとんど分泌されません。コンタクトレンズ装用中に仮眠をとると、レンズが乾燥し、瞳に張り付いて外しにくくなります。
さらに恐ろしいのは、仮眠をとることで、瞳が酸素不足に陥ってしまうということです。コンタクトレンズ装用中は、涙がなければ瞳に酸素を届けられません。寝ている間は涙が分泌されないことから、瞳にも酸素を届けられず、バリア機能が低下して、感染症などを引き起こす危険性があります。

安全な使用のためには、どんなに短時間であっても、仮眠をとる前には必ずコンタクトレンズを外してください。
レンズをつけたままのお風呂・サウナ入浴は可能でしょうか?
入浴の際は必ずレンズを外してください。シャワーや湯船のお湯が目に入り、レンズに付着すると、レンズが変形する可能性がございます。それだけではなく、水やお湯には様々な雑菌が生息しています。水やお湯がレンズに付着することで、雑菌も目の中に入り込んでしまいます。通常ならば自浄作用で雑菌は目の外へと洗い流されますが、コンタクトレンズ装用中は自浄作用が弱まります。このため、目の中で雑菌が繁殖し、感染症にかかるなどのトラブルに繋がります。どうしてもコンタクトレンズをつけたまま入浴しなければならない場合は、外した後、すぐに捨てられるワンデータイプをご利用ください。

お湯を使わないサウナも、コンタクトレンズを装用したまま入るのは危険です。室内が大変高温の状態になっているサウナでは、レンズが乾燥してしまうためです。レンズが乾燥すると、目に張り付いて外れにくくなります。
レンズをつけたままの水泳は可能でしょうか?
水泳の際は必ずレンズを外してください。海水やプールの水は、レンズを変形させてしまう危険性がございます。それだけではなく、海水やプールの水には雑菌が含まれています。コンタクトレンズ装用中は自浄作用が弱まるため、海水やプールの水が目に入ることで、感染症にかかるリスクが高まります。プールの場合、プールの水を消毒するために使われる塩素消毒剤も、目に悪影響を与えます。
中には水泳用のゴーグルをつけていれば、目に水が入らないので問題ないと考える方もいらっしゃいます。しかし、万が一ゴーグルが外れてしまった時、ゴーグルの隙間から水が入ってしまった時を考えると、水泳時にはコンタクトレンズを外しておくのが安心です。

どうしても使用する必要がある場合は、外した後、すぐに捨てられるワンデータイプをご利用ください。