VisionLensは処方箋不要

コンタクトレンズについて

コンタクトレンズにはどのような種類がありますか?
コンタクトレンズは、レンズ素材、矯正できる屈折異常、装用期間により分類されます。

《レンズ素材による分類》
・ソフトタイプ
水分を含むプラスチック素材でできたコンタクトレンズです。目に馴染みやすく、装用感に優れているというメリットがあります。近年は、このソフトタイプのコンタクトレンズの使用が主流になっています。

・ハードタイプ
水分を含まないプラスチック素材でできたコンタクトレンズです。ソフトタイプに比べてサイズが小さいので、瞳に酸素が触れやすく、安全に使いやすいというメリットがあります。ただし、慣れないうちは違和感を覚えやすいです。

《矯正できる屈折異常よる分類》
・近視用・遠視用
近視や遠視を矯正するためのコンタクトレンズです。特別な記載がなければ、ソフトタイプのクリアコンタクトレンズは、ほとんどが近視用や遠視用に該当します。

度数の数値に−(マイナス)の記号がついているレンズは近視用、+(プラス)の記号がついているレンズは遠視用です。たいていはどちらの度数も用意されていますが、中には近視用の度数しか存在しない商品もあります。

・乱視用
モノが二重にブレて見える「乱視」を矯正するためのコンタクトレンズです。商品名に「乱視用」「トーリック」とついている商品が該当します。他のレンズにはない、乱視を矯正するための特殊なデザインで作られているので、レンズのズレや視界のブレが起こりにくいです。

・遠近両用
主に老眼を矯正するためのコンタクトレンズです。商品名に「遠近両用」「マルチフォーカル」とついている商品が該当します。1枚のレンズに複数の度数が入っているので、近距離も遠距離もはっきりと見ることができます。

《装用期間による分類》※使い捨てのソフトタイプのみ
・ワンデータイプ
開封後、1日で捨てるタイプのコンタクトレンズです。外した後の手入れが必要なく、手軽に使えるというメリットがあります。また、常に清潔なレンズを使えるので、快適性や安全性が高いです。

・2ウィークタイプ
開封後、2週間で捨てるタイプのコンタクトレンズです。外した後の手入れさえ徹底すれば、低価格で安全に使えるというメリットがあります。コストパフォーマンスが高いので、使用する機会が多い方におすすめです。

・マンスリータイプ
開封後、1ヶ月で捨てるタイプのコンタクトレンズです。コンタクトレンズを使用する機会が多い方なら、2ウィークタイプよりも1日のコストを抑えられます。また、開封した翌月の同じ日がレンズの交換日になるので、交換日が分かりやすいというメリットがあります。
コンタクトレンズはどのように選ぶべきでしょうか?
前提として、近視や乱視などの屈折異常の種類と、PWR、BCなどのレンズデータが一致した商品をお選びください。そのうえで、より使いやすい商品やライフスタイルに合った商品を探します。

例えば、毎日コンタクトレンズを使用する方なら、2週間、あるいは1ヶ月間同じレンズを使い続けられる2ウィークタイプマンスリータイプが、コストパフォーマンスが高くおすすめです。ただし、これらのレンズはケアが必要になります。レンズケアの時間がとれない場合、使ったその日のうちにレンズを捨てるワンデータイプがおすすめです。

また、商品ごとにレンズの特徴にも違いがございます。レンズ中の水分量が多い高含水タイプは、レンズが柔らかく装用感に優れています。一方、レンズ中の水分量が少ない低含水タイプは、瞳が乾燥しにくいというメリットがあります。

他にも、保湿成分が使われているレンズ、薄型で違和感が少ないレンズ、汚れがつきにくいレンズなどがございます。このような商品ごとの特徴をよく比較して、ご自身の目やライフスタイルに合った商品をお選びください。
コンタクトレンズのメリット・デメリットはありますか?
コンタクトレンズのメリットは、メガネのように外見を変えず、視力を矯正できる点です。印象がアップする、オシャレの幅が広がるなどのメリットがあります。スポーツをする方なら、メガネのようにジャマにならないのも、コンタクトレンズならではのメリットです。また、メガネのようにフレームがないので、より広い視野をキープできます。車を運転する時など、視野を広く持つ必要がある場面で便利です。

さらに、人によってはメガネよりもコンタクトレンズのほうが、しっかりと視力を矯正できます。例えば、左右の度数差が大きい方、近視や乱視の度数が強い方などは、コンタクトレンズでの矯正が向いています。

コンタクトレンズのデメリットは、メガネよりもコストが掛かる点です。メガネと違って消耗品なので、都度、買い替えなければなりません。毎日使用する方を例に挙げますと、使い捨てワンデータイプで1箱30枚入りの商品なら約1ヶ月で、2ウィークタイプで1箱6枚入りの商品なら約1ヶ月半で、すべてのレンズを使い切ってしまいます。

ハードレンズの場合、使い捨てタイプよりも遥かに長い期間使い続けられますが、それでも2〜3年が経過したら買い替えが必要です。

消耗品であり、コストが高額になりがちだからこそ、少しでもお得に購入できるショップを利用すること、お得に購入できる方法を見つけることが大切です。
コンタクトレンズに有効期限はありますか?
パッケージにEXPと記載されている側の数値が有効期限です。(例えば、2020/03は2020年3月まで)
弊社では有効期限切れ間近の商品を販売する等の行為は行っておりませんのでご安心下さい。

※当店は複数の供給元より商品を調達しておりますので、仕入れ時期の違いや入庫状況により商品の度数が同じでも使用期限は異なります。
使用期限を揃えて発送する事や使用期限の交換は出来かねます。あらかじめご了承ください。
ソフトコンタクトレンズの表裏の見分け方は?
レンズの表裏は、レンズを指先にのせた時のレンズ周辺部分の形状で判別できます。
お椀の縁のような丸い形をしている状態が表向き、レンズの縁が外側に反り返っている状態が裏向きになります。
レンズの表裏
コンタクトレンズの作成に必要なものはありますか?
初回はコンタクトレンズを作成するため、保険証が必要になる場合がございます。忘れずに持参してください。
メガネを使っている方だと、メガネの処方箋が必要だと考える方もございます。しかし、メガネとコンタクトレンズの度数は異なりますので、メガネの処方箋は必要ありません。ただし、現在使用しているメガネを持参すると、検査の参考になります。

また、ショップでのコンタクトレンズの作成には、眼科医に発行してもらう処方箋が必要になる場合がございます。ショップの詳細をよく確認し、処方箋の提出が必要な場合は、忘れずに持参してください。
初めてコンタクトレンズを作る場合どのくらい時間がかかりますか?
コンタクトレンズを作る時は、眼科などで問診や視力検査などを受けます。初めての方は、問診や検査を受けた後、さらにレンズのつけ外しの練習をします。練習も含めると、トータルでかかる時間は1〜2時間程度です。
UVカットつきのコンタクトレンズはありますか?
当サイトで販売しているクーパービジョンのコンタクトレンズの中には、UV吸収剤を配合したUVカットつきの商品がございます。例えば、スマートシリコーン素材を採用した、裸眼のような装用感が特徴の「マイデイ(マイデー)」。こちらはUVAを85%、UVBを96%カットします。
日本国内では2021年4月に新しく発売された酸素系レンズの「クラリティワンデー」。こちらもUVカットつきです。UVAを78%、UVBを98%カットします。

この他、2ウィークタイプでは「アヴェイラ ヴァイタリティ」、マンスリータイプでは「バイオメディックス55 エボリューション」「シムビュー バイオモイスト55」などが、UVカットつきの商品です。これらの商品は強い陽射しから目を守ることができ、瞳の健康に配慮しながら使えます。

ただし、UV吸収剤を配合したコンタクトレンズは、UV吸収サングラスの代わりにはなりません。サングラスと併用いただくことで、より安心してご利用いただけます。
私は右目の度数と左目の度数が違います。どうすれば良いのですか?
右目と、左目のレンズを別々にご注文ください。あとは画面の指示通り進んでください。
メガネやコンタクトレンズの使用で近視の度は進行しますか?
メガネやコンタクトレンズを使用することで、近視の度が進むという事実はございません。

メガネやコンタクトレンズを使用した状態でモノを見た後、レンズを外して改めてモノを見た時は、ぼやけたような見え方になることから、視力が低下したように感じることがあります。

また、度数の合わないレンズを使用したり、誤った使い方をしたりすると、視力が低下する原因になると言われています。メガネやコンタクトレンズは、ご自身に合った度数のものを、正しく使用してください。
度数は強ければ強いほど良く見えるのでしょうか?
度数が強いほどはっきりとモノが見えるわけではありません。ご自身に合った度数よりも強い度数のコンタクトレンズを使うと、正しく視力を矯正できず、かえってモノが見づらくなります。

また、度数が強すぎるレンズは、使用することで目に負担がかかり、疲れ目や眼精疲労の原因になります。必ずご自身に合った度数のレンズを使ってください。
コンタクトレンズはなぜ黒目の上に安定しているのですか?
レンズのカーブ度合いが、黒目のカーブ度合いよりも大きく、白目のカーブ度合いよりも小さくなるように設計されているためです。

黒目と白目のカーブ度合いには差があり、比較すると白目のほうが、カーブ度合いが大きくなっています。

ソフトタイプのコンタクトレンズは、黒目よりも少し大きめのサイズになるよう作られています。黒目からはみ出した部分は、引き伸ばされる形で白目の上にかかっています。この引き伸ばされたレンズは、元の形に戻ろうとしているので、縮む方向に対して力が働いています。軽く目を締め付けるような状態になっているので、黒目の上で安定するという仕組みです。